Don't grade it. Just enjoy!

洋楽の歌詞の和訳をしてます。意見や誤訳等あれば、教えていただけると幸いです。

Call - Kasabian【歌詞・和訳】

 

 

こんにちは。今回は2004年のデビューから現在に至るまで、20年来に渡ってシーンの第一線で活躍を続けてきた稀有なイギリスのバンド、Kasabianカサビアン)の「Call」の歌詞と和訳の紹介です。

 

 

Kasabianカサビアン

ソニーミュージックオフィシャルサイトより

 

1997年にイギリスはイングランドのレスターにて、Serge(サージ)ことギタリストのSergio Pizzorno(セルジオ・ピッツォーノ、写真右から2人目)、ボーカリストのTom Meighan(トム・ミーガン、2020年に脱退)、ギタリストのChris Karloff(クリス・カーロフ、2006年に脱退)、ベーシストのChris Edwards(クリス・エドワーズ、写真右から3人目)の4人で結成。不安や恐怖、怒りや欲望といったダークな感情が渦巻きつつも、ときおり感傷的なムードやユーモアも顔をのぞかせる歌詞や、エレクトロニカやヒップホップなどのロック以外の音楽からの影響も色濃い、サイケデリックでダンサブルサウンドが印象的な「オルタナティブ・ロック」を作風としている。また、彼らのライブパフォーマンスはファンのみならずメディアや評論家等からも高く評価されており、イギリスのみならずここ日本においても、数々の好演を見せてきた人気ライブアクトとしてよく知られている。2020年に長年抱えていたメンタルヘルスの問題を理由にボーカリストのトムが脱退、オリジナルメンバーであるサージとクリスの2人に、2004年に加入したドラマーのIan Matthews(イアン・マシューズ、写真右から4人目)と2021年に加入したギタリストのTim Carter(ティム・カーター、写真右から1人目)の2人を加えた4人体制へと移行。2022年には、現体制では初めてのスタジオアルバムとなる『The Alchemist's Euphoria』をリリースした。これまでに7枚のスタジオアルバムと30曲以上のシングルをリリースしており、代表的なアルバムに『Kasabian』『Empire』『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』などがあり、代表的な曲に「Club Foot」「L.S.F. (Lost Souls Forever)」「Empire」「Shoot The Runner」「Fire」「Underdog」などがある。

今回紹介する「Call」は、昨年12月にアナウンスされていた来る8作目のスタジオアルバム『Happenings』からの2ndシングル。

 

 

▼目次

※和訳だけ見たい方は、目次から「Call - Kasabian【歌詞・和訳】」の項へ跳んで下さい

 

 

 

「Call」について

 

 

昨年12月、来年(2024年)7月6日に彼らの地元であるイギリスはイングランドのレスターにあるヴィクトリア・パークにて、大規模なライブ「Summer Solstice II」を開催すること(第1回「Summer Solstice」はちょうど10年前の2014年に開催)、そしてそれと併せて2年ぶり8作目となるスタジオアルバム『Happenings』をリリースすることを発表していたカサビアンですが*1、先日2月21日に、来るニューアルバム『Happenings』の詳細なリリース日と、そのニューアルバムからの2ndシングル「Call」をミュージックビデオと共にリリースしました*2

 

 

ソニーミュージックオフィシャルサイトより

www.sonymusic.co.jp

 

 

▲バンドのX(旧Twitter)公式アカウントより

 

「アルバムは純粋な歓喜についてのものであり、君をダンスフロアからモッシュピットへ至る、サイケデリックな旅に連れていくよ」

 

 

ミュージックビデオは、空を飛んでいるヘリコプターから、バンドのメンバーたちのビデオ通話風のビデオが再生されているスマホが地上へと落とされる、という内容のものになっています。てっきりCGIか何かで制作されたものだと思っていたところ、実はなんとわざわざヨーロッパはアルバニアという国まで赴き、実際にカメラマンがスマホをカメラに固定してスカイダイビングを行って撮影を行うという手法で制作されたものなんだとか(アルバニアというチョイスはそういうアイデアが法律的に許される場所を求めてのことだそう)。意外にもなかなか手の込んだミュージックビデオです(あとビデオの途中で登場するバンドのメンバーたちのボブルヘッドがなんかシュールで可愛い)。

 

 

▲「Call」ミュージックビデオより
バンドのメンバーたちのボブルヘッド、なんかシュールで好きです(グッズで出ないかなあ??)

 

 

▲「Call」ミュージックビデオより
右からギタリストのティム、ベーシストのクリス、ドラマーのイアン...かな?

 

 

▲「Call」ミュージックビデオより
おそらくボーカリストのサージでしょうね

 

 

▲「Call」ミュージックビデオより
ガチ恋距離たすからない

 

 

さて、そんなカサビアンの2年ぶりの新曲であり、ライブ映えすること間違いなしのダンスチューンになっている「Call」について、サージはこう語っています*3

 

 

"...It’s about that one person who makes the call, and then you’re ready. It’s like the fucking batphone; or, ‘A festival needs some headliners, send up the fucking bat signal’. BANG, Kasabian, there we are. It’s basically saying, ‘It’s great when you’re around’. Energy charges.”

 

 

「...この曲は電話をかけてくるとある人物について、そして、自分にその準備ができることについての曲なんだ。あのバットフォン(アメコミ映画『バットマン』に登場する専用電話)か、もしくは「とあるフェスティバルが何組かヘッドライナーを必要としています、バットシグナル(アメコミ映画『バットマン』に登場する救難信号)をお願いいたします」みたいな電話のことだよ。バン!カサビアン、彼らのお出ましさ。この曲が基本的に述べているのは、「君が周りにいるときは素晴らしい」ってこと。エネルギーが充填されていくことについてなんだ。」

 

 

正直な話、最初に歌詞を見たときは「執拗な嫌がらせの電話にうんざりしている人間のフラストレーションを綴った曲」なのかな?と思っていたので(本楽曲を予告するXのポストの動画や、ミュージックビデオの冒頭に映る着信画面の相手が'No Caller ID'、いわゆる「非通知」からのものだったので)、サージの説明を聞いてちょっと意外にも感じました。

 

冒頭のちょいご機嫌斜めっぽいサウンドや、空を飛んでいるヘリコプターからスマホを投げ落とすというミュージックビデオの内容、そして印象的な'I crush it(直訳すると「それを押し潰す」という意味)'という歌詞からも、そんな雰囲気を感じるような気がしていました。

 

ググったところ、'crush it'は「何かを上手くやる」という意味のイディオムにもなるそうなので、それを踏まえると、先のサージの説明も腑に落ちます。

 

歌詞の和訳記事でこんなことを言うのもなんですが、本楽曲「Call」に関しては、歌詞の内容よりもコーラスとそれに付随するサウンドがもたらす堤防が決壊するのようなあの怒涛のエネルギーこそが全てだと思います。ヴァースに靄の如く立ち込めるフラストレーションを一気に爆散させるかのようなあのエネルギーこそ、本楽曲を聴く私たちが身を任せるべきものであるように感じます。

 

さて、ついにその存在が明かされ始めた新生カサビアンの2作目のスタジオアルバム『Happenings』、和訳すると『起きていること』(?)となるこのアルバムについて、サージはこんなふうに語っています*4

 

 

“It’s very much an album that can only be made today. The influences are there, but it’s been made with the tools that I have around me now. It’s a really simple sentiment. Every section has to be a chorus and demand attention for the whole album. It’s relentless in its course. I was always trying to make guitar music interesting. I don’t even know what you’d call our band. Are we a rock band? This time I was really into pop structure and making everything super clean and punchy – taking those kooky, crazy, weird sounds and making them hit like a modern record.

 

「今にしか作り得ないアルバムになっているよ。影響はあるけど、今、自分の周りにある道具で作ったんだ。本当にシンプルな感情だ。どのセクションでもコーラスが起こって、アルバム全体への注意が促されなければならない。そこに関しては情け容赦がないね。俺はいつだって、ギターミュージックを面白くしようとしてきたんだ。君たちが俺たちのバンドをどう呼ぼうとしているかは分からないけどね。俺たちってロックバンドなんだろうか?今回はポップの構造と、全てをすごくクリーンで力強くすることに本当に入れ込んでいたんだ──変わっていて、まともじゃなくて、おかしなサウンドを用いて、それをモダンなレコードのようにヒットさせようとしているんだ。」

 

“Every track has its own world. The track ‘Bird In A Cage’ has a Trent Reznor thing going on, has a Britney Spears thing going on, has a Beatles thing going on, has a Prince thing going on, then ‘Hell Of It’ has a J Dilla meets Justin Timberlake/Timbaland 2002 thing, then it goes into Parliament and Funkadelic, plus there’s some 1970s Nigerian funk.”

 

「どの曲にも独自の世界がある。'Bird In A Cage'って曲には、トレント・レズナーブリトニー・スピアーズビートルズ、プリンスの要素があって、それから'Hell Of It'ではJ・ディラジャスティン・ティンバーレイクティンバランドの2002年の曲と合流して、それから、パーリアメント・アンド・ファンカデリックへと雪崩れ込んでいって、おまけに1970年代のナイジェリアン・ファンクのようなものまで聞こえてくるんだ。」

 

“The rules were the same for each track: to keep it tight and around three minutes. You know if you’ve got the greatest crack team of bank robbers in the world, right? The best guy with explosives, the best guy with maps, all that assembled. They plan the heist, they get in, they get out, bang, they get away with no police chase or anything. Before anyone knows it, the diamonds are gone – that is this record. It’s a well-executed bank heist. We’re in, we’re out, we’re done, and you’re left going, ‘Holy shit, how the fuck did they do that?’ I don’t know myself!”

 

「ルールはどの曲でも同じだった。曲をタイトに、そして3分程度にキープすること。そう、もし、世界で最も腕の立つ銀行強盗集団がいたとして、だよ。分かるかな?爆発物に長けた奴、地図に長けた奴、そんな奴らが、徒党を組んでいるんだ。彼らが強盗を計画して、実行して、撤収して...バン!彼らは警察の追跡も何も受けることなく、ずらかっているんだ。誰かがそれに気付く前に、ダイヤモンドは姿を消している──それがこのレコードだ。周到に行われた銀行強盗なんだ。俺たちは曲を作り、レコーディングをして、アルバムを完成させた。そして、このアルバムを聴いた人たちはこう思うほかないんだ。「なんてこった、あいつらはいったいどうやってこんなものを作ったんだ?」ってね。俺自身も分からないんだけどね!」

 

 

▼「Call」音源(Apple Musicより)

Call

Call

  • provided courtesy of iTunes

 

 

▼「Call」ミュージックビデオ(YouTubeより)


www.youtube.com

 

 

Call - Kasabian【歌詞・和訳】

 

 

I love it when you call

It makes no sense at all

I lie in bed awake and my whole body shakes

Come on and make your move

There's nothing left to prove

Oh baby won't you stay every night every day 

 

お前が電話をかけてくるときが好きなんだ

それは全く何の意味もなさない

俺は目を覚ましたままベッドに横たわり、全身を震わせてる

来いよ、事を起こせ

証明することは何も残されていない

ああ お前は、毎日毎晩そうしているのか?

 

I I I ay

I I I ay 

I I I - no one can love me this way

I I I ay

I I I ay

I I I - no one can love me this

 

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は──誰も、俺をこんなふうに愛せはしない

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は──誰も、俺をこんなに愛せはしない

 

I I I ay

I I I ay

I I I ay 

No one can love me this way

I I I ay

I I I ay

I I I ay

No one can love me this way

 

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう 

誰も、俺をこんなふうに愛せはしない

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう 

誰も、俺をこんなふうに愛せはしない

 

Ayyy

 

そうさ

 

I crush it

 

上手くやるぜ

 

crush it:何かを上手くやること

 

Ayyy

 

そうさ

 

I crush it

 

上手くやるぜ

 

I love it when you call

It makes no sense at all 

I lie in bed awake and my whole body shakes

Come on and make your move

There's nothing left to prove

Oh baby won't you stay every night every day

 

お前が電話をかけてくるときが好きなんだ

それは全く何の意味もなさない

俺は目を覚ましたままベッドに横たわり、全身を震わせてる

来いよ、事を起こせ

証明することは何も残されていない

ああ お前は、毎日毎晩そうしているのか?

 

I I I ay

I I I ay

I I I - no one can love me this way

I I I ay

I I I ay

I I I - no one can love me this

 

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は──誰も、俺をこんなふうに愛せはしない

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は──誰も、俺をこんなに愛せはしない

 

I I I ay

I I I ay

I I I ay

No one can love me this way

I I I ay

I I I ay

I I I ay

No one can love me this way

 

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう 

誰も、俺をこんなふうに愛せはしない

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう

俺は 俺は そう 

誰も、俺をこんなふうに愛せはしない

 

Oh yeah

Oh yeah

 

ああ そうさ

ああ そうさ

 

No

 

そうさ

 

Oh yeah

Oh yeah

Oh yeah

 

ああ そうさ

ああ そうさ

ああ そうさ

 

I love it when ya

Pick up the phone now

 

お前がそうするのが好きなんだ

電話をとれよ、今

 

No

 

そうさ

 

Oh yeah

 

ああ、そうさ

 

I love it when ya

Pick up the phone now

 

お前がそうするのが好きなんだ

電話をとれよ、今

 

 

歌詞に登場する気になる単語・熟語をチェック!

 

 

prove:(…に)(…を)(証拠・論証などで)証明する

 

crush it:何かを上手くやること

 

 

シングル「Call」やアルバム『Happenings』等の試聴・購入はこちら!

 

 

▼デジタル音源📂♫

 

<シングル>📻♫

 

●「Call」【ニューシングル】

こちらカサビアン、いつでも行けます!新生カサビアン十八番のダンスチューンがひと暴れしたい衝動に火を着ける、来るニューアルバム『Happenings』からの2ndシングル!(2024年リリース)

Call

Call

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●「Algorithms」【ニューシングル】

「ロボットと俺たち人間の違いは、愛を感じる心を持っているか否かである」という、AI(人工知能)が私たちの日常に浸食し始めた今この時代にカサビアンが歌う温かな人間賛歌!来るニューアルバム『Happenings』からの1stシングル!(2023年リリース)

Algorithms

Algorithms

  • provided courtesy of iTunes

 

●「SCRIPTVRE」

ボーカリストのトムがバンドから脱退し、バンドがサージを主体とした新体制へと変わってから初めてリリースされたスタジオアルバム『The Alchemist's Euphoria』(7thアルバム、2022年リリース)からの2ndシングル!「自分たちがこれまでに書いてきた聖典(scripture)を破り捨て、一から全てをやり直してみせる」という思いが綴られた、悲しくも熱い一曲になっています。(2022年リリース)

SCRIPTVRE

SCRIPTVRE

 

<アルバム>📕♫

 

●『Happenings』(スタジオアルバム)【ニューアルバム】

前作『The Alchemist's Euphoria』以来2年ぶり8作目の、そして新体制のカサビアンとしてはめでたい2作目のスタジオアルバム!ルールは「曲はタイトに、そして3分前後にキープすること」、目指したのは「ヘンテコなサウンドを、モダンなレコードのようにヒットさせること」!このアルバムに記録されているのは「そこで起きていたこと(Happenings)」、その事実のみ。そう、それはまるで、誰にも気付かれることなく行われた銀行強盗のように...?先行シングル「Algorithms」「Call」ほか、全10曲を収録!(2024年7月5日リリース予定)

 

●『The Alchemist's Euphoria』(スタジオアルバム)

ボーカリストのトムがバンドから脱退し、バンドがサージを主体とした新体制へと変わってから初めてリリースされた7thアルバム!和訳すると『錬金術師の陶酔感』といった意味になる謎めいた本作のアルバムタイトルは、サージ曰く様々なジャンルの音楽を混ぜ合わせて独自のサウンドを作り出すこのバンドの制作スタイルを「錬金術師(alchemist)」の仕事に例え、音楽をはじめとする何かを作り出すときの、全てが意味を成す瞬間の「陶酔感(euphoria)」こそが自分たちの存在意義である、という思いが込められたものなのだそうです。先行シングル「ALYGATYR」「SCRIPTVRE」「CHEMICALS」ほか、全12曲を収録!(2022年リリース)

 

 

▼フィジカル音源💿♫

 

●『Happenings』(スタジオアルバム)【ニューアルバム】

前作『The Alchemist's Euphoria』以来2年ぶり8作目の、そして新体制のカサビアンとしてはめでたい2作目のスタジオアルバム!ルールは「曲はタイトに、そして3分前後にキープすること」、目指したのは「ヘンテコなサウンドを、モダンなレコードのようにヒットさせること」!このアルバムに記録されているのは「そこで起きていたこと(Happenings)」、その事実のみ。そう、それはまるで、誰にも気付かれることなく行われた銀行強盗のように...?先行シングル「Algorithms」「Call」ほか、全10曲を収録!(2024年7月5日リリース予定)

 

▼国内盤CD

※国内盤の情報は後日公開される予定になっています。

 

▼輸入盤(CD・アナログレコード等各種フォーマットあり)

こちらは輸入盤になります。

Happenings

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  • Columbia
Amazon

 

●『The Alchemist's Euphoria』(スタジオアルバム)

ボーカリストのトムがバンドから脱退し、バンドがサージを主体とした新体制へと変わってから初めてリリースされた7thアルバム!和訳すると『錬金術師の陶酔感』といった意味になる謎めいた本作のアルバムタイトルは、サージ曰く様々なジャンルの音楽を混ぜ合わせて独自のサウンドを作り出すこのバンドの制作スタイルを「錬金術師(alchemist)」の仕事に例え、音楽をはじめとする何かを作り出すときの、全てが意味を成す瞬間の「陶酔感(euphoria)」こそが自分たちの存在意義である、という思いが込められたものなのだそうです。先行シングル「ALYGATYR」「SCRIPTVRE」「CHEMICALS」ほか、全12曲を収録!(2022年リリース)

 

▼国内盤CD【おすすめ!】

こちらは国内盤のCDになります。解説・歌詞対訳が付きます。

 

▼輸入盤(CD・アナログレコード等各種フォーマットあり)

こちらは輸入盤になります。

 

 

▼その他

 

<映像作品>

 

●『Kasabian Summer Solstice 2014』(ライブフィルム)

2014年6月21日に、彼らの地元であるイギリスはイングランドのレスターにあるヴィクトリア・パークにて行われたライブ「Summer Solstice」の模様を収録したライブフィルム!5thアルバム『48:13』を引っ提げてのライブツアーの初日にあたる本ライブは、彼らのホームグラウンドでのライブということもあり、バンドも観客も十二分に温まった、見応え十分の素晴らしいライブになっています。

 

▼『Kasabian Summer Solstice 2014』(YouTubeより)

youtube.com

 

 

いまさら訊けない!?ロック不況の今もなおシーンの第一線に立つイギリスのバンド、「カサビアン」について

 

 

せっかくの機会なので、僕のお気に入りのバンドのひとつ、カサビアンについてちょっとまとめてみました。「詳しく、そして簡潔に」を心掛けましたが、ご覧の有様になってしまいました。ちょっとでも読んでいただけたら、そしてカサビアンを聴いてみたい気持ちに少しでもなっていただけたら幸いです。

 

 

バイオグラフィー📖✏★

 

 

1997年にイギリスはイングランドのレスターにて、Serge(サージ)ことギタリストのSergio Pizzorno(セルジオ・ピッツォーノ、写真右から2人目)、ボーカリストのTom Meighan(トム・ミーガン、2020年に脱退)、ギタリストのChris Karloff(クリス・カーロフ、2006年に脱退)、ベーシストのChris Edwards(クリス・エドワーズ、写真右から3人目)の4人で結成。不安や恐怖、怒りや欲望といったダークな感情が渦巻きつつも、ときおり感傷的なムードやユーモアも顔をのぞかせる歌詞や、エレクトロニカやヒップホップなどのロック以外の音楽からの影響も色濃い、サイケデリックでダンサブルサウンドが印象的な「オルタナティブ・ロック」を作風としている。また、彼らのライブパフォーマンスはファンのみならずメディアや評論家等からも高く評価されており、イギリスのみならずここ日本においても、数々の好演を見せてきた人気ライブアクトとしてよく知られている。

 

2004年に1stアルバム『Kasabian』(2004年リリース、「Club Foot」「L.S.F. (Lost Souls Forever)」等を収録)でデビューし、アンダーグラウンドにて人気を獲得。続く2ndアルバム『Empire』(2006年リリース、「Empire」「Shoot The Runner」等を収録)は全英アルバムチャートで1位をマーク、アンダーグラウンドのみならずメインストリームでも人気を獲得してみせた。

 

▼「Kasabian - Club Foot (Live At Brixton Academy)」(YouTubeより)


www.youtube.com

 

▼2007年のサマソニ出演時の映像(YouTubeより)※たぶん非公式の動画なので、いろいろ悪しからず😉


www.youtube.com

 

3rdアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』(2009年リリース、「Fire」「Underdog」等を収録)以降は全てのスタジオアルバムが全英アルバムチャートで1位をマークする人気ぶりを保ち続けており、2010年には同アルバムでイギリスの音楽の祭典式ブリット・アワードで栄えある「Best British Group」を受賞、2011年からはこれまでの活動の集大成ともいえる4thアルバム『Velociraptor!』(2011年リリース、「Days Are Forgotten」「Re-Wired」等を収録)を引っ提げ大規模なツアーを行い(後に本ツアーのロンドンはO2アリーナにて行われたライブの模様を収めたライブフィルム『Live!』をリリース)、そして2014年には,、5thアルバム『48:13』(2014年リリース、「eez-eh」「bumblebeee」等を収録)を引っ提げ、世界最大級の音楽フェスティバルのひとつ、グラストンベリー・フェスティバルにて栄えあるヘッドライナーを務め上げ、その人気を名実ともに不動のものとした。

 

▼「Kasabian - Fire (Live at The BRIT Awards 2010)」(YouTubeより)


www.youtube.com

 

▼「Kasabian - Switchblade Smiles (Live At The O2 DVD)」(YouTubeより)


www.youtube.com

 

▼「Kasabian - Eez-Eh at Glastonbury 2014」(YouTubeより)


www.youtube.com

 

2017年には、3年ぶりのスタジオアルバムとなる6thアルバム『For Crying Out Loud』(2017年リリース、「You're In Love With A Psycho」「Ill Ray (The King)」等を収録)をリリース。時代と逆行するかのようなギターにフィーチャーしたポップなサウンドで、ロック不況の時代も変わらぬ圧倒的ゴーイングマイウェイぶりを見せつけた(ちなみに本作は当時の全英アルバムチャートで向かうところ敵なしの状態だったイギリスのシンガーソングライターのEd Sheeran(エド・シーラン)の3rdアルバム『÷』から(わずか一週ではあったものの)1位の座を奪い取り、収録楽曲「Ill Ray (The King)」の歌詞よろしく「その日限りの王(King For A Day)」となった)。

 

▼「Kasabian - Ill Ray」(YouTubeより)


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▼「Kasabian - You're In Love With A Psycho - Later... with Jools Holland - BBC Two」(YouTubeより)


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▼「Kasabian - Bless This Acid House - Later... with Jools Holland - BBC Two」(YouTubeより)


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しかし、2020年に長年抱えていたメンタルヘルスの問題を理由にボーカリストのトムが脱退。バンドはオリジナルメンバーであるサージとクリスの2人に、2004年に加入したドラマーのIan Matthews(イアン・マシューズ)と2021年に加入したギタリストのTim Carter(ティム・カーター)の2人を加えた4人体制へと移行。2022年には、現体制では初めてのスタジオアルバムとなる『The Alchemist's Euphoria』(2022年リリース、「ALYGATYR」「SCRIPTVRE」等を収録)をリリースし、彼らが「トムなしでもバンドを続けていく」という選択をしたことを世に示した。

 

▼「Kasabian - SCRIPTVRE (Later with Jools Holland)」(YouTubeより)


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▼「Kasabian - ALYGATYR (Later with Jools Holland)」(YouTubeより)


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▼「Kasabian - CHEMICALS (Live at Isle of Wight 2022)」(YouTubeより)


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そして、2023年の12月に、来年(2024年)の7月6日に彼らの地元であるイギリスはイングランドのレスターにあるヴィクトリア・パークにて、大規模なライブ「Summer Solstice II」を開催すること(第1回「Summer Solstice」はちょうど10年前の2014年に開催)、そしてそれと併せて2年ぶり8作目となるスタジオアルバム『Happenings』をリリースすることを発表。2年ぶりの来日公演も期待される。

 

これまでに7枚のスタジオアルバムと30曲以上のシングルをリリースしており、代表的なアルバムに『Kasabian』『Empire』『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』などがあり、代表的な曲に「Club Foot」「L.S.F. (Lost Souls Forever)」「Empire」「Shoot The Runner」「Fire」「Underdog」などがある。

 

 

★メンバー🎤🎸★

 

 

ボーカル:Sergio Pizzornoセルジオ・ピッツォーノ、写真右から2人目)

バンドのオリジナルメンバーのひとり。ほとんどの楽曲の作詞作曲を務めるバンドの頭脳的存在。2020年にバンドからボーカリストのトムが脱退してからは、ボーカリスト兼ギタリストという二足の草鞋をこなしている。実はサッカーもお上手。若い頃は地元のプロサッカーチームであるレスター・シティFCセンターフォワードになることを夢見ていたこともあったんだとか。

 

ベース:Chris Edwardsクリス・エドワーズ、写真右から3人目)

バンドのオリジナルメンバーのひとり。ドラマーのイアンと共にこのバンドのサウンドの要ともいえるリズム隊を務める、縁の下の力持ち的存在。寡黙なのであまり目立たないがち。

 

ドラム:Ian Matthewsイアン・マシューズ、写真右から4人目)

2004年にバンドに加入。ベーシストのクリスと共にこのバンドのサウンドの要ともいえるリズム隊を務める、縁の下の力持ち的存在。耐え難い痛みに悶え苦しんでいるかのような表情(たぶんそんなことはない)で華麗なスティック裁きを見せる姿は一見の価値アリ。

 

ギター:Tim Carterティム・カーター、写真右から1人目)

2021年にバンドに加入。ギターからシンセ、パーカッションまで何でもこなす才人。3rdアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』の頃から長らくサポートメンバーとしてバンドの楽曲制作やツアーに関わってはいたものの、トム脱退を機に、この度バンドにギタリストとして正式に加入することに。

 

 

ディスコグラフィー📂💿♫★

 

<シングル>📻♫

数あるシングルの中から、ライブの定番曲&これだけは聴いてほしい!という曲を11曲選り抜いてご紹介!

 

1.「Club Foot」

2.「L.S.F. (Lost Souls Forever)」

3.「Empire

4.「Shoot The Runner」

5.「Fire」

6.「Underdog」

7.「Days Are Forgotten」

8.「eez-eh」

9.「You're In Love With A Psycho」

10.「ALYGATYR」

11.「Algorithms」【ニューシングル】

 

 

1.「Club Foot」

1stアルバム『Kasabian』収録のシングル!「カサビアンといったらやっぱりこの曲でしょ!」という方も多いのではないでしょうか。個人的にイントロのゴリゴリに歪んだベースラインが最高です。ボーカリストのサージ曰く「復讐、そして片をつけることについて」だという何やら不穏な雰囲気の漂う歌詞や、反体制的なイメージがそこかしこにちりばめられたミュージックビデオも印象的な本楽曲ですが、ベーシストのクリス曰く、本楽曲が書かれた当時(2002年頃)はちょうどイラク戦争が始まった頃だったようで、紙面に躍る文字や写真といったイメージが想起させる当時の社会の空気感がそこに反映されているようです。

 

★2004年リリース

★全英シングルチャート19位

★1stアルバム『Kasabian』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

Club Foot

Club Foot

 

▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


www.youtube.com

 

 

2.「L.S.F. (Lost Souls Forever)」

1stアルバム『Kasabian』収録のシングル!ライブの終盤で演奏されることが多い、シンガロング必至の一曲です。本楽曲も先に紹介した「Club Foot」同様、イラク戦争に起因する不安や緊張が渦巻く当時の社会の空気感が反映された楽曲のようで、サージ曰く、本楽曲に込められたメッセージは「命のある限り、人生を楽しもう」というものなんだそうです。サージは「この狂った世界において、音楽は人々を繋げることのできる、最後の純粋なもののひとつかもしれない」とも語っていますが、ライブで本楽曲が観客たちの間に巻き起こすシンガロングを見聞きすると、本当にサージの言う通りかもしれないなあ、と思わされることがあります。

 

★2004年リリース

★全英シングルチャート10位

★1stアルバム『Kasabian』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

L.S.F.

L.S.F.

  • provided courtesy of iTunes

 

▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


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3.「Empire

2ndアルバム『Emipire』からのシングル!「帝国」という意味の単語をタイトルに冠した、煽情的なストリングスも印象的な本楽曲は、戦争で将軍の命令に背く兵士のように、「自らの足で立つアウトローなロックバンドとして、俺たちは誰からの指図も受けるつもりはない」という彼らの意思が示された楽曲なのだそうです。今もライブのセットリストの常連である、兎にも角にも威勢の良い一曲です。

 

★2006年リリース

★全英シングルチャート9

★2ndアルバム『Empire』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

Empire

Empire

  • provided courtesy of iTunes

 

▼ライブ映像(YouTubeより)


www.youtube.com

 

▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


www.youtube.com

 

 

4.「Shoot The Runner」

2ndアルバム『Emipire』からのシングル!「lad(威勢の良い野郎)」というふうに形容されることも多いこのバンドですが、だいたいはこのアルバムとこの曲がその原因となっているのではないでしょうか。「Shoot a runner, shoot, shoot a runner / I'm a king and she's my queen(逃げるあいつを撃て、撃て、撃て、逃げるあいつを/俺は王で、彼女は俺の女王だ)」という身も蓋もない歌詞が最高ですね。こちらも「Empire」同様、今もライブのセットリストの常連である、兎にも角にも威勢の良い一曲です。

 

★2006年リリース

★全英シングルチャート17位

★2ndアルバム『Empire』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

Shoot the Runner

Shoot the Runner

  • provided courtesy of iTunes

 

▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


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5.「Fire」

3rdアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』からのシングル!全英シングルチャートで3位をマークした彼らの最大のヒットシングルである本楽曲は、イギリスのプロサッカーリーグであるプレミアリーグの'10~'11シーズンから'12~'13シーズンまでの公式ソングに採用された、サッカーアンセムのひとつとしても広く知られています。ヴァースとコーラスでがらっと雰囲気が変わるのが印象的な本楽曲ですが、この特徴的な展開は、制作中に面白半分で別々の楽曲のアイデアをくっつけてみたことから生まれたものなんだとか。サージは本楽曲を「ステージに立っているバンドを別のバンドが引きずり下ろして乗っ取るような曲」と形容していますが、言い得て妙という感じがします。

 

★2009年リリース

★全英シングルチャート3位

★3rdアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

Fire

Fire

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▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


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6.「Underdog」

3rdアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』からのシングル!「負け犬」といういかにもなタイトルを冠した、カサビアン流の正統派ロックソングです。イントロの歪んだギターリフも最高ですよね。歌詞が良いなあと感じる、個人的フェイバリットの楽曲のひとつです。

 

★2009年リリース

★全英シングルチャート32位

★3rdアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

Underdog

Underdog

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▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


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7.「Days Are Forgotten」

★2011年リリース

★全英シングルチャート28位

★4thアルバム『Velociraptor!』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


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8.「eez-eh」

★2014年リリース

★全英シングルチャート22位

★5thアルバム『48:13』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

eez-eh

eez-eh

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▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


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9.「You're In Love With A Psycho」

★2017年リリース

★6thアルバム『For Crying Out Loud』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ミュージックビデオ(YouTubeより)


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10.「ALYGATYR」

★2021年リリース

★7thアルバム『The Alchemist's Euphoria』に収録

 

▼音源(Apple Musicより)

ALYGATYR

ALYGATYR

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▼ライブ映像(YouTubeより)


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▼ビジュアライザー(YouTubeより)


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11.「Algorithms」【ニューシングル】

★2023年リリース

★8thアルバム『Happenings』に収録(予定)

 

▼音源(Apple Musicより)

Algorithms

Algorithms

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▼リリックビデオ(YouTubeより)


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<アルバム>📕♫

お気に入りの曲が見つかったら(あるいはやっぱりカサビアンってサイコーだよなぁ!と思ったら)、彼らのスタジオアルバムも一度(あるいは改めて)聴いてみてください。

 

 

Kasabian

★2004年リリースの1stアルバム

★全英アルバムチャート4位

★「Club Foot」「L.S.F. (Lost Souls Forever)」(全英シングルチャート10位)「Reason Is Treason」ほかを収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼国内盤CD

 

 

Empire

★2006年リリースの2ndアルバム

★全英アルバムチャート1位

Empire」(全英シングルチャート9位)「Shoot The Runner」「Me Plus One」ほかを収録

 

▼音源(Apple Musicより)

Empire

Empire

 

▼輸入盤CD ※国内盤CDは現在廃盤になっているようです

EMPIRE

EMPIRE

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『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』

★2009年リリースの3rdアルバム

★全英アルバムチャート1位

ブリット・アワード「Best British Group」受賞

「Fire」(全英シングルチャート3位)「Underdog」「Vlad The Impaler」ほかを収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼輸入盤CD ※国内盤CDは現在廃盤になっているようです

 

 

『Velociraptor!』

★2011年リリースの4thアルバム

★全英アルバムチャート1位

★「Days Are Forgotten」「Re-Wired」「Goodbye Kiss」ほかを収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼国内盤CD

 

▼国内盤CD[初回生産限定盤]

こちらは初回生産限定盤の国内盤CD!2009年11月27日に、イギリスはアイルランドのダブリンにあるO2アリーナで行われたライブの模様を収録したライブフィルムのDVDが付いてきます(注:『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』リリース時に行われたライブなので、本作からの曲は演奏されていません)。欲しい方はお早めにどうぞ!

 

▼国内盤CD[完全生産限定盤]

こちらは日本独自企画の完全生産限定盤の国内盤CD!本国のオフィシャルサイト限定販売のボックスセットに収録されていた、2011年9月に彼らの地元であるイギリスはイングランドのレスターにて、大型旅客機ボーイング747の中(!)で行われたライブの模様を収録したライブフィルムや、本作のミュージックビデオとそのメイキング映像など、盛り沢山のコンテンツが収録されたDVDが付いてきます。欲しい方はお早めにどうぞ!

 

 

『48:13』

★2014年リリースの5thアルバム

★全英アルバムチャート1位

★「eez-eh」「bumblebeee」「stevie」ほかを収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼国内盤CD

 

 

『For Crying Out Loud』

★2017年リリースの6thアルバム

★全英アルバムチャート1位

★「You're In Love With A Psycho」「Ill Ray (The King)」「Bless This Acid House」ほかを収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼国内盤CD

 

▼国内盤CD[初回生産限定盤]

こちらは初回生産限定盤の国内盤CD!2016年5月に、彼らの地元であるイギリスはイングランドのレスターにあるキング・パワー・スタジアムにて、彼らも贔屓にするプロサッカーチームのレスター・シティFCプレミアリーグ優勝を記念して行われたライブの音源を収録したライブアルバムのCDが付いてきます。欲しい方はお早めにどうぞ!

 

 

『The Alchemist's Euphoria

★2022年リリースの7thアルバム

★全英アルバムチャート1位

★「ALYGATYR」「SCRIPTVRE」「CHEMICALS」ほかを収録

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼国内盤CD

 

 

『Happenings』【ニューアルバム】

★2024年リリース(予定)の8thアルバム

★「Algorithms」「Call」ほかを収録(予定)

 

▼音源(Apple Musicより)

 

▼国内盤CD

※国内盤の情報は後日公開される予定になっています。

 

 

最新情報はこちら!

 

 

バンド日本版公式サイト:https://www.sonymusic.co.jp/artist/kasabian/

 

バンド公式サイト:https://www.kasabian.co.uk/

 

 

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